登場人物紹介2
続いて国王陛下の下、王国を支える大臣たちの紹介です。
執事
王国建国以前より国王陛下を知る数少ない人の一人。
国王陛下の身の回りのお世話をするのが執事の仕事だが、王様の手綱は時々執事の手を振りほどき暴走し始めるため気苦労が絶えない。
日ごろの激務ゆえか近頃体を壊し気味だが、基本的に酒好き。
外務大臣
沈着冷静、頭脳明晰の外務大臣は、国王陛下の理不尽な要求にも屈せずあらゆる難外交をいくつもこなしてきたが、この度、8月末日を以って退任。来週末には王宮を去る見込み。後任は未定。
現在は最期の外交交渉を行っている最中。
王国内では口数が少ないが、特に無口と言うわけではないらしい。
犬蔵大臣
現在産休中の大蔵大臣の代行として着任。まだ年齢も若く、経験も浅いからか大臣職もおぼつかない様子が伺える。
感情の起伏が激しく、元々体が弱いとのことで体調をよく崩したり大臣席でとても重いオーラを発する事もしばしば。
しかし外見からは中々そうは見えない。
元・建設大臣
本年6月より、暫定建設大臣に就任。主に、王宮移設に関する業務を行う予定であったが、その後始まった「物産研究会」の理事に就任。さらに鞄大臣、遠隔切替器大臣に就任するも見事に破綻。自ら大臣職を降り、研究会理事に納まる。一部からは「女王様」と呼ばれることもある。
現在は体調不良のため、一週間の静養中。
引越大臣
4月から見習い(書生)として元・建設大臣の下に付くも、いつの間にか大臣の地位まで駆け上る。元・建設大臣の職務の半分を引き継ぎ王宮移設事業を国王陛下から任されるも、結局はまだ見習いの立場ゆえ、実際は執事が内容を管理するいわば「名ばかり大臣」。
元々低い立場ゆえに何か問題が起こった場合、王様から責任を追及される事が懸念される。
遠隔切替器大臣
同じく4月から見習い(書生)として国王陛下の下に付くも、いつの間にか大臣の地位に就く。
王国の新たな特産品を生み出すべく、元・建設大臣より遠隔切替器大臣を引き継いだ。
しかし、弱小ながら自ら王国を持つ身分である為、その立場はあやふやなものになっている。
…つづく
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