登場人物紹介3
つづいて、迷える王国国民を紹介します。
幻影術師助手
2年前に王国に流れ着くも、いつの間にか国王陛下、幻影術師に次いで長く王国いる。
普段は物静かに職務をこなすが、その実、心の中に潜むものを知るものはいない。
王国随一の居眠り魔として名を馳せていると思われている。
おやっさん
「おやっさん」と書いているが、男か女かは誰も知らない。実は幻影術師助手より王国にいる期間が長い。
普段から水の中で生活し、幻影術師助手の手により随時水替えが行われている。
数ヶ月前に、地上へ身投げし自殺騒動を起こすものの、現在では元気を取り戻した模様。
しかし、少なくともすでに3年弱生きており、寿命が近いのではないかと噂される。
王宮付き吟遊詩人
4月ごろより、彼の地より流れ着いた吟遊詩人、毎月王国から詩を発信している。
吟遊詩人が奏でる詩は多くの人に安らぎを与え、国王陛下も涙したと伝えられるが、近頃体調が優れない様子で王宮へも姿を見せず、新たな安住の地を探して旅立ちが噂される。
国家立法女史
王国の法を司る貴婦人。
その麗しい姿は常に若々しく、とても「王国ナンバー2」とは思わせない身のこなしで国王陛下を魅了するが、陛下は特に気にかけていない様子。
しかし、その麗しき姿の裏に意外な過去を持つとの未確認情報も。
外務次官
外務大臣の補佐役として数ヶ月前から次官の職に就くが、先頃の外務大臣辞任発表により、国王陛下の右足として諸国外遊のお供をする日々が続く。
現在、跡取り候補としての教育を受けさせている、との国王陛下の発言があったという事も伝えられ、将来が大変期待される。
長老
国民とは少し違うが、王国の好々爺として臣民らに大変親しまれている存在。
高齢ながらスポーツを愛し、観戦も自ら参加するのも好む。
しかし、かつては他国の国王を務めるなど実力・権力ともに本物で、普段糸のように細い目は国王陛下との会談などでは鋭い目つきとなる。
このほかにも、王国に関わる人々はたくさんいますが、いい加減長いのでいずれまた…。
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