王国通信

最近の王国は、経済状況がわずかに上向きになるものの、不安要素を多く抱えたままの状況が続いております。
今月で国家立法女史が旅に出られ、今年6月に着任した建設大臣が、年末を持って退陣を親近者を通じて表明、幻影術師助手も年末を以って修行に旅立つとしています。
王国の中枢の三人官女らにも不穏な空気が流れ、年末はいつにも増して波乱が予想されます。
それでもなお、外見上の王様はいつものと変わらぬ様子ですが、近頃自身の後継や進退について口にするなど、心境の変化が見られます。