親善大使来る
中東、レバノンの隣国から、親善大使あぶさんがやって参りました。
合わせたかのように、王宮ではプチ遷都が行われ、王国執務室が移動。
蜂の巣を突付いたような大混乱でございました。
遷都現場監督の国王付き執事は、国王陛下の気まぐれ且つ抽象的な指示に
滝のような汗。その内面には、汗に倍する殺意に溢れていることでしょう。
その後行われた、恒例の『朝の御前会議』では、執事が親善大使の前で
いつも通り厳しく叱責を浴びておりました。
本日からは、私、一書記官が日々を記録させて頂きます。
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